前の記事を読む→毒親の何が問題なのかー1.苦しんでいる人がいる

 

私の家庭では、親は王様で、子は奴隷でした。とにかく親という権力者がいかに心地よく過ごすか、という観点からでしか家庭が運営されていませんでした。
そして、小さい頃から大人になるまで、その制度が覆されない。革命はなかった。。

 

絶大な権力をもった「両親(=王様)」は、さまざまな力を振るいます。
暴力、人格否定、子どもでストレス発散、レッテル張り、罰、兄弟との比較、友達の前で大声を出す、、、なんでもやります。
「誰が一番偉いのか」をこれでもかというくらい思い知らされます。

 

でも、それも、子どもが成人するまでの話。

こんどは力が逆転してきます。
王様の力がなくても、奴隷が生きていけるようになると、王様は焦りだします。
(つまり、実際疎遠になったり、孫に会わせてもらえなくなったりします。)

 

奴隷は外の世界を知って、憤りをおさえることができません。よくもやってくれたな、と。
ますます関係は悪くなっていきます。

 

ここで、王様は元の奴隷に戻らせようと四苦八苦します。(親子関係を修復?しようとする)
でも、王様は自分のやり方を変えることができないので、どうしようもありません。
奴隷に媚びる(!)なんて、王様としては大恥だからです。

 

万が一、ここで「王様」を辞めてはじめて「人の親」に変わろうと一大決心したとします。でも、、、

 

もう、無理なんです。奴隷が。
牙を抜かれた子犬なんです。ライオンの存在だけで震えちゃいます。
もうね、会う予定が入っているだけで、1ヶ月くらい毎日頭痛で動けません。本能的に「この人たちは危険だ」って刷り込まれてるんです。

 

つまり毒親のやってきたことは、しつけでも愛情でもなくて、「私はヤバイ人ですよ」ってことを刷り込んでるだけだったんです。。

 

子どもが成人するまで、子どもの話をきちんと聞いてこなかった親。20年近くあったのに、時間はいくらでもあったのに、自分の振る舞いを正さなかった人たち。
万が一、本心から変わろうとしたとしてももう遅いんです。長い年月をかけた軋轢が、「愛の?」魔法一つで簡単に変わるわけないんです。ファンタジーも虚しいだけです。
親子関係を修復するのはもう本当に無理なんです。

 

・・・そしてまたさらに、親子共々傷つく。

 

・・・書いていて吐き気がしてきましたが、修復できない関係でどちらも傷つく。やりきれないですね。