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2.親が過去の間違いを認めて、謝っている

親が、自分が完璧でないことを認めている。
・・・「自分が完璧でない」なんて、一般的には誰でも認めていることですよね。でも、毒親育ちの私にとってはすごく衝撃的な出来事でした。親のような立場の人が子に謝る。「ああそういう人っているんだ」と義母さんが眩しくみえました(笑)

 

義弟くんが割とフランクな子で、何でもざっくばらんに話します。
「ねえお母さん、僕が○歳だった頃、お母さんは○○○して滅茶苦茶だったよ。子供心に何て言えばいいかあの時は分からなかったけど、今となっては、何であんなことしたの?」みたいな話を、私の前でも時々しています。
すると、お義母さん、「ごめんね。あの時はあのことが、あなたを苦しめてたのね。私もあの時はそれが正しいと思っていたけど、(理由を説明)・・・ごめんね。許してね。」みたいな感じで謝る。
「・・・そうだったんだ、ならいいんだよ。」と義弟くん。

 

「そんなことは忘れた」「何のこと?」「また昔をほじくりかえして、何が楽しいの!」「お前は昔のことばっかり言って、根暗だね!」とは言わない。

許す、謝る、流す、っていうことがある家庭。だから精神的に健康なんだろうな。(羨)

 

3.子どもの弱いところ、失敗を受け止めてきている

今度は弟嫁ちゃんのお話になります。
うちの親は弟嫁ちゃんにもひどい態度を取っているので、その話を聞いたり、弟の毒親問題を話し合ったりしています。以前、参考になるかと思い「毒になる親」という本を弟夫婦に渡していました。その本を読んで、弟嫁ちゃん、衝撃の一言。

 

「お姉さん、この間の本、とっても参考になりました。ほほーっと、腑に落ちることが沢山書いてありました。内容がよく分かるからすぐに読めて、すごく納得しました。」

 

・・・ 毒親育ちの私にとって、あの本はラスボス級の本でしたよ?読破するのに5年はかかりましたよ?なぜって、本を開けば、ムカムカイライラ、吐き気に涙、1行読んだだけで、とてもじゃないけど普通の精神でいることすら出来なかったのに・・・。
それを、「すごく分かりやすい『参考書』をありがとう」みたいにさらっと言えて、さらっと読める。それが普通親育ちクオリティ・・・。

 

と、少し話がそれましたが、その後こう続けました。
「あの本を私の両親にもすぐに読んでもらいました。(私の弟が)親戚付き合いがうまく出来ないのはこういう理由があったからなんだよって。」
「私の親は、びっくりして、何か協力出来ることはないかな?と言っていましたよ。」
「夫君(私の弟)は、『義両親にそんなこと言うなよ』と怒っていました・・・。(弟嫁ちゃん、なぜ?という顔でショボンとする)」

 

ポカーン・・・。そうか、そりゃ、弟も怒るだろう。

 

毒親家庭では、「弱いところ」「失敗話」「体調不良」「お願い」を言うと、親のターンだ!とばかりに、

  • =人格否定(お前がダメな人間だから)
  • =突き放される(我慢が足りない、根性が足りない)
  • =バカにされる(ほれみろ、言った通りだ、弱い弱い)
  • =力を見せつけられる(子どもには無理、お金稼げないやつは無理)
  • =理不尽なことを言われる(お前が弱いせいで、親の面目丸潰れ)

・・・でボコボコにされるので、いかに自分の弱点を親に隠すかで必死でした。毒親育ちの私は「誰かに頼る」=「負け」みたいな感じに思っていました。

 

・・・ 私も頭では分かっていました、「家族って助け合うもの」「親は守ってくれる」--それが温かみのある家庭なんだろうなって。でも実感としてこの差。。。 「毒親」みたいな重々しいことでも、簡単に親に相談できる。ついでに、子どもの薦める本を素直に読める親、、、うん。。。うわ、後光が・・・(笑)

 

話は逸れましたが、普通親ってきっと、子どもの弱いところや失敗を受け入れてきていたんでしょうね。困ったことがあれば、助けていたんでしょうね。書いていて当たり前のことですけれど、それが出来ないのが、毒親なんですよね。

 

読んで下さりありがとうございました。

 

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