親との関係を断ってから早5年。親とどうして付き合えないのか改めて書いてみました。

 

 
1.結局は「赤ちゃん」であることを望まれる(ジャイアン思想「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」)
(↑現在のページです)

 

順番にお話ししていきます。

 

意思を持つな、扱いやすい人間でいろ!

当然ですけど赤ちゃんって、親に局部までさらけ出して全てを世話してもらってますね。
「お母さん股を見ないで下さい恥ずかしいんで」とか言う赤ちゃんがいたら生きていけません(笑)。全てをさらけ出してお世話してもらう代わりに、人と自分の境界線なんてなくて親に対して従順です。

 

親もまた赤ちゃんの全てを知っていて、まるで自分の延長上のように扱えます。少しずつ大きくなっていく過程で何をしたら喜ぶか、何が嫌で何が好きで、どんな出来事がありどんな失敗をしてどんな成長があったのか、その子の全てを覗くことが出来ます。

 

でもだんだん子どもが育ってきて自我が芽生えてきます。親の言うことに「No!」という時が来るのです。
いわゆる反抗期です。その反抗が許せる親も沢山いるのでしょうが、私の親はそうではなかった。

 

親と違う意見を絶対に許さない。コテンパンにする。
自分の意見を持つことを許さない。「親と同じ」「家族皆一緒」という言葉が好き。
親の知らない「子ども自身だけが体験した」幸せや不幸を許さない。(全て共有しないと気がすまない、部屋を覗き見るのもその類)
そして親だけが絶対的に正しいと言う。

 

要は全てをあけっぴろげにしてまるで局部までさらけ出す赤ちゃんであるかのように、無抵抗で扱いやすい人間であることを求められる。

 

ここで、ある毒親育ちの友人のエピソードを挟みます。
その人はゲイで、適齢期を過ぎても結婚しないので母親からいつも「お前は恥な人間だ早く結婚しろ、お母さんの役目が終わらないだろう、親戚に顔向けできない」と言われていたそうです。

 

実家に帰るといつもその言葉をかけられていたようです。

 

今までは「もうすぐするよ!」「うるさいな!」と変なイライラと反抗的な言葉を言って誤魔化していたようでした。
しかし彼も彼自身の道を歩み、分かり合えるパートナーを見つけて少しずつ穏やかな暮らしを続けていた矢先、母親に対してこんな言葉が飛び出したそうです。

 

「ごめん母さん。僕は母さんの望むようなことはできんわ。結婚はしない。僕は僕で、母さんたちの知らないささやかな暮らしがある。そこで幸せに暮らしてるから。ごめん、もう実家には帰らないと思う。」

 

そしたら母親は絶句。「自分(母親)の知らない世界を突き付けられた」衝撃。母親は黙って動かなかったそうです。
彼はそのまま家を出、駅へ向かったそうです。

 

母親は子どもの全てを把握してないと気に食わないタイプの人だったようです。
でもその時初めて母親が見せた顔が「ものすごくびっくりしていた、今まで見たことないモノを見せられて仰天しているような顔だった」と言っています。

 

相手にも相手の世界があり生活があり、好みがあり感情があり・・・ということを理解できない親、いつまでも子どもは赤ちゃんのままで、自分のモノ。子どもの人生にどこまでも踏み込む「権利がある」とまで思っている。
そんな無礼な人とはやっぱり付き合えない。。。
(こちらもどうぞ→毒親の特徴ー子どもを親の所有物だと思っている)

 

もちろん私の親も、この友人の親と同じような親です。「私の知らない幸せを知るなんて」「親より幸せになりやがって」「お前は何様だ」はーい、神様でーす(笑)。

 

親と同じ生き方と考え方をしていないといちいち攻撃してくるんです。
はっきりいって「同じ」っていう部分のほうが少ないのに、違う生き方や考え方をいちいち全部攻撃してくるような人と付き合うと疲れます。というかそんな暇ないです。

 

読んでくださりありがとうございました。