親と絶縁すると息子・娘に絶縁される? という恐怖について


 

親と絶縁したら「私も自分の子どもから見限られる?」という不安についてお話しします。

 

こういうこと、親からよく言われていました。
「カエルの子はカエル、どうせお前も俺らと同じような大人になるんだ」とか「どんなに訴えようが、お前は俺らの子ども。血は争えない。どうせろくでもない親になるんだよ!」とか。

 

この言葉がいつも頭をよぎり、親と絶縁した私は自分の息子から絶縁されてしまうのだろうか……絶縁したての頃、そんな不安におびえていました。

 

でもですね。

 

「因果応報の法則」を考えてみればわかると思うんです。(『絶縁は「因果応報」』でも触れましたが)「お前なんか産むんじゃなった!」などの「その子の存在を潰すような言葉」をかけなければ大丈夫。

 

多少喧嘩したり(毒親由来の)イライラしてあたったりすることもあっても、その子の存在を否定するようなことを言わなければ大丈夫。
夫にも時々確認します。大丈夫かなって。大丈夫だよって言ってくれます。

 

また、私は未だにイライラして子どもにあたる時があります。

 

でも毎日、そういう態度ではない。単純に「頻度」を変えるのは大事だと思ってます。昔は毎日イライラしていたけれど、それが週に1~2回、月に2回、と少しずつでも減っていきさえすればいいんですね。それにもしやってしまっても、お母さんイライラしてきつく言ってごめんね、反省している。ということを素直に伝えて謝る。

 

私にとってはイライラしてあたってしまうことがあるのが欠点なんですね。でも謝って許してもらうことで欠点を認め合う態度を育てることにもつながると思います。

 

もちろん子どもが失敗した時も「ごめんなさい」「いいよ」でサラッと終わるように努める。グチグチ言いたくなる時はわざと別の部屋に行く。

 

酷い言葉を言わない、間違えたら素直に謝る、許す。このふたつを心がけるだけで大丈夫だと思います。

 


心を通わすには「楽しむ」しかない

子どもって楽しいこと・楽しい人が大好きですよね。遊びを通して色々なことを学んだりします。

 

結局、一緒に人生を楽しむ以外、子どもと心を通わせる方法はないと思っているんです。子どもは「楽しくないと」ついてこない、続かない。大人だって本当はそうだと思います。

 

とは言えども、私は子どもと遊ぶのが苦手です。子どもの頃遊んできた経験が少ないからです。親に遊んでもらったこともないですし。

 

苦手なりに考えたのが、例えば食事作りなど子どもがやりたがることを一緒にする。主人は子どもと遊ぶのが得意なので、主人にお任せして私はサブ。など。

 

方法はいろいろあると思います。遊ぶのが下手でも、そこでお母さんお父さんがにこにこしていれば、それだけできっと子どもも満足すると思います。気持ちが伝わると思います。

 

胸を張って育児していきましょう。ウェブで情報を探して、必死に育児を頑張ろうとしている。その態度だけで、本当は花丸なんですね。

 

読んで下さりありがとうございました。