AC(アダルトチルドレン)克服のために私がした4つのこと


AC=アダルトチルドレン。子どもの頃の家庭環境(機能不全家族)が影響して、大人になって様々な生きづらさを感じている人々のことを指します。

 

アダルトチルドレンの特徴はたくさんのサイトで紹介されていますが、今回はWikipediaから抜粋しました。

 

ACの特徴(短くまとめました)】
1.ヒーロー(英雄)
家族の内外で評価され、それに過剰に応え続けようとする。がんばりすぎてしまう。

2.スケープゴート(いけにえ)
関心を引くために好ましくない行動をとる。「この子さえいなければ、すべては丸く収まるのではないか」という幻想をほかの家族が抱くことで、家族の崩壊を防ぐ役割となっている。

3. ロスト・ワン(失われた子供、いない子)
目立たず静かにふるまい、普段はほとんど忘れられている。家族の人間関係から距離を取り、心を守るための行動である。

4.マスコット、クラン(道化師)
道化師のような行動で家族間の緊張を和ませる潤滑油的存在で、家族の目を問題からそらす。表層的にはペットのようにかわいがられる。

5.プラケーター(慰め役)
家族の中で暗い顔をしているものを慰め助け、カウンセラーのような役をする。

6.イネイブラー(支え手、援助者)
家族の中で親のような役割をするため偽親とも呼ばれる。ダメな母親の代わりをすることで、父親と情緒的近親相姦になることもある。

 

私はこのうち1・2・5・6の役割を演じていました。私と同じようにひとつではなく重なる方も多いと思います。

1=学校で学級委員長・生徒会などをやらされ優等生を演じていた。
2=家の中では問題児扱い。思いや考えを口にしただけで「お前がいなけりゃ家族が上手くいくのに。黙ってろ」と言われる。
5=母親の愚痴の聞き役。掃きだめ兼サンドバッグ。時にアドバイス役。(こちら→『毒母の特徴と対処法』)
6=両親の親役。(こちら→『機能不全家族と共依存ー私が「お母さんのお母さん」だった話』)

 

ここ最近になってやっと自分の人生を自分でコントロールできるな、自然な自分で居れるな。という実感がありますが、数年前の私は人生に何も楽しみを見いだせず苦しんでいました

 

仕事も続きませんでした。完璧主義がやめられず、仕事を家に持って帰り、休むことができませんでした。当然、体を壊しうつ病になりました。

仕事ができない私は自分に価値がないと思い込み、死にたいと思うようになりました。人生は灰色。生きていても何も良いことがない。

趣味もない。子どもの頃は音楽を聴くこと(母親の趣味)以外許されなかったから、暇な時間に何をすればいいか見当もつかない

 

この場所から逃れたくて、現実を見たくなくて旅行する。旅行中は気分が異様に高ぶる。でも帰ってきて現実に戻るとまた、死にたくなる。どんどん迫ってくる時間を止めて、ただ休みたかった

 

テレビで流れてくる、楽しそうなCM。充実した人生を完璧な人生を送るはずだったのに理想とはかけ離れた自分がいる。

 

どんどんどんどんどんどん、鬱屈していきました。

 


こんな私を変えた4つの方法

ACの克服法は色々あると思います。カウンセリングもありますし、様々な著書もありますね。なかでもクラウディア・ブラックさんの本はボロボロになるまで読みました。(『子どもを生きればおとなになれる―「インナーアダルト」の育て方』(リンクはAmazonです))

様々な克服法がある中、私がAC克服するために取った行動で特にためになった4つのことをお伝えしますね。

 

1.子どもの頃の自分をかわいがる
2.現在の自分に愛情をこめた言葉をかける
3.自分を苦しめる思い込みや固定観念を捨てる
4.完全にAC克服できないことをあきらめる、許す

 

1.子どもの頃の自分をかわいがる

子どもの頃を思い出しながら、やりたかったこと、親に聞いて・言ってほしかったこと、当時押さえつけた感情などをピックアップします。(できればノートなどにメモします。頭の中より「目に見える」形にしたほうが整理できます。)

それを今現在大人になった自分が、目の前に子どもの頃の自分がいるとイメージしながら癒していきます。

 

子どもの頃やりたかったことをやる。聞いて欲しかったことを聞いてあげて、言って欲しかったことを優しく言ってあげます。

 

子どもの頃したかった「おしゃれ」「楽器演奏」。大人になった今、自分に与えることができます。
外に締め出されて怖かった夜。「怖い、寒い、悲しい」そんなことをつぶやいている小さい私を抱きしめる。
私なりに勉強を頑張ったのに褒めてもらえなかった。「よく頑張ったね」頭をなでるイメージで。

 

小さい頃の自分を癒す。これを続けることで、気持ちが軽くなっていくのを実感しました。

 

2.現在の自分に愛情をこめた言葉をかける

 

小さい頃から「愛情のこもった言葉」をかけてもらえなかった。なので、自分を存分に愛する言葉をかけていきます

 

「愛情」って他人からもらうだけじゃなくて自分から自分に与えることができると最近知りました。

 

初めは疑っていました。言葉だけで自分が変わるとは思えませんでした。疑いながらも言葉かけを続けてきて、実感しました。自分で自分に愛を注ぐことができるし、自分を愛すことができると。

 

私は私を愛します。私は私に感謝します。私にもっとご褒美をあげます。自分を許します。」
「今日も私は頑張った。朝起きられた。洗濯物が干せた。学校に行けた。仕事に行けた。それだけでいいんだ」など。

 

続けることが大事なので、私は自分をほめる言葉等を録音して小さい音にして聞き流していました。(ほめる言葉等前向きな言葉はこちら→解毒法3-4(補足)前向きな言葉集

 

また、辛い時にはノートに励ます言葉を何度も書きました。そしてつぶやくとほっとして、よく泣いていました。(以下はノートの例です)

自分を癒す言葉

 

そうしているうちに、自分で自分のこと「悪くないんじゃない?」と思える日が来たんですね。
その頃からだんだんと自分のことを卑下することが減ってきて、自然と自分を大切にできる選択をするようになりました

 

3.自分を苦しめる思い込みや固定観念を捨てる

 

完璧主義や白黒思考、相手に合わせすぎてしまう、などACの辛い行動や感情の裏には「こうしなければならない」「こう感じるべき」という思い込みや固定観念が隠れています。

 

それを1つずつ探していきます。固定観念や思い込みって、見つけさえすれば「そうだったんだ」と納得でき、手放すことができます。

 

とは言え、探すこと自体が大変ですよね。そういうときは「感情」や「思考」をみつめてみます。

 

例えば電車が遅れた時にイライラしたとします。その時なぜイライラしたのか考えてみます。すると根にある考えが見つかります。「待たされるなんて許せない」「1分1秒もムダにしてはいけない」などです。

 

そこで疑問を投げかけます。
・「待たされるなんて許せない」→「自分が(無理して)きっちり時間や規則を守ろうとしているから、時間を守れない他人は許せない」→「自分は無理しすぎている」「誰でも間違いや失敗がある」「間違いや失敗を自分に許していい」

・「1分1秒もムダにしないってどうして考えるんだろう」→「親が時間にうるさかった」→「親と暮らしていない今、急がなくても良い」などです。

 

私は気づきをノートにまとめていました。例をあげてみますね。

強さの分析
思い込み
嫌ってる

 

4.(積極的に)できないことをあきらめる、許す

とは言え、趣味を始めてみても「心から楽しめない」自分がいました。1,2,3の内容を続けながら、心の中で完璧にACから脱却したい」と望む自分がいました。

早くよくなりたい、人生を楽しめる自分になってみたい、と焦っていました。焦って焦って焦って自分を追い詰めてバーーーーン。。。。爆発しました。(結局AC気質(笑)(完璧主義))

 

爆発してもう、どうにもならない境地に達して、その時ふっと、諦めたんですね。「もう楽しめなくたっていいや、楽しめなくたって何も困らない。死なないし。楽しめない自分のままでいいや。

 

で、諦めたとたんに、分かったんです。「無理に直さなくていいんだ」って。「無理に直さないことが自分の欠点を許すこと」なんだなって。

 

逆説的ですが諦めたとたんに、「楽しめない自分」が気にならなくなって「楽しめる」ようになったんです。「60点の自分」で100点満点、と思えるようになったんです。

 

「白黒思考してるなー、まあいいや、しょうがないよねー」
「あー人のこと怖がってる、ママ友苦手なんだ、避けていいんだよねー」
こんな感じで積極的にあきらめていくと、どんどんACらしさが抜けていったのでした。

 

読んでくださりありがとうございました。

 

毒親育ち同士、語り合いましょう。お会いできるのを楽しみにしております。
 
 
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