「親の死は大したことない」ー感情を抑圧する私
2015年6月に「父親に腫瘍が見つかった、死ぬかもしれない」という連絡が来た時の顛末をお話しています。
1、親の「死ぬ死ぬ詐欺」
2、「親の死は大したことない」ー感情を抑圧する私
3、親の死は私のせいーその「恐怖」を吐き出す私
4、親の存在・親の死について私がどう考えているか話そうと思う
1、親の「死ぬ死ぬ詐欺」
2、「親の死は大したことない」ー感情を抑圧する私
3、親の死は私のせいーその「恐怖」を吐き出す私
4、親の存在・親の死について私がどう考えているか話そうと思う
7月頃から何だか不調。
(「死ぬ死ぬ詐欺」だと発覚したのは8月の末だった。)
(「死ぬ死ぬ詐欺」だと発覚したのは8月の末だった。)
「親の死」という大問題を突き付けられながら「大したことないふり」をずっとしていました。本来なら誰にとっても身内の死は何かしら考え、感情が揺れることがあるはずなのに。です。
お葬式には行かないと決めているし・相続放棄はまだ迷っているけれど、何にも考えることなんかないよね~~! ってな感じで。。
元気玉を食らった直後に、何事もなかったかのように笑顔で歩いて帰る(笑)みたいな。衝撃を全部吸収して「なかったこと」にしてしまいました。
4月5月は絶好調。毎日を楽しめて、自分の感情も大事にできて、穏やかで、本当に幸せでした。それを乱されなくなかった。
「もう私は昔の私じゃない。どんな問題があろうとも幸せなはずなんだ!」と思いたかった。
感情を無視して「できる自分」「幸せな自分」に執着してしまった。「親の死」を考えることが怖すぎて。見たくなかったんだと思います。
このサイトで「感情を受け止めよう・吐き出そう」みたいなこと言ってるくせに、です。(苦笑)
今振り返ると「抑圧してたんだな」とわかりますが、その時は少しずつズレてくる自分・重くなってくる体を止めることができませんでした。なぜそうなっていくのか、理由も全く思いつけなかったんです。
おおむね幸せ、でも…….
おおむね幸せなんです。いつも通りな(つもり)なんです。
幸せです・ありがとうございます・感謝します、などの言葉を口にすることもやっていました。
楽しいことにも取り組めるんです。日々のありがたい出来事を感じることもできていたんです。
でもです。
例えが難しいのですが自分の「外側」は上手く回っているように感じられて、自分の「内側」は酷い言葉の連続。みたいな。
そしてそれを止められない。なぜそうなるのか全く理解できない。
そしてそれを止められない。なぜそうなるのか全く理解できない。
凄く濃い脳内毒親が出てくることが増えました。絶縁後考えなくなった類の言葉が復活していました。夫にも口走ってしまいました。
そしてその事実を認められず「何でこうなるんだよ!」と苛立っていました。
そしてその事実を認められず「何でこうなるんだよ!」と苛立っていました。
- 夫の妹を見て「同じ主婦なのに持ち家で子どもも2人いる。私にはそうなれる資格なんかない。私と彼女と何が違うのか」
- 主婦のくせにお金を使って。遊んでばかりでいいご身分だ。
- 私にサイトの管理なんかできるわけない。大したこと書けてない。誰もこんなの読まない。
- (夫に)お前は全然何もしてくれない。
- (子どもに)服にシールを貼られただけでブチ切れる。
- 朝起きれなくなる(夏休みだったから良かったですけれど)
(注)精神的に不安定になった時に出た「自分を貶める」言葉なだけで、主婦やその他の人々を貶めようとしているわけではありません。
などなど。相当酷い&恥ずかしいですが(笑)。これは私の母の過去の発言です。親の言葉が内面化されてるんですね。
夫を罵ることも殆どなくなっていたので、夫はびっくりしていました。
夫に「どうしたの?」って言われるたびに「私は変じゃない! 上手くやれているはず! 何が気に入らない?」という反応をしていました。(重症ですね)
夫に「親が死ぬかもしれない」ことを伝えていなかったんです。大したことない出来事だから。
夫に「親が死ぬかもしれない」ことを伝えていなかったんです。大したことない出来事だから。
酷い言葉を口走ることが増えていきました。普段なら絶対やらないようなこともやってしまいます。
例えば(夫の仕事の手伝いをしているんですが)相手先の仕事の失敗を酷く責めたり(汗)。
例えば(夫の仕事の手伝いをしているんですが)相手先の仕事の失敗を酷く責めたり(汗)。
それでも自分がズレてきているのが「親の死」であることに全く気づけない中、「このままじゃ何かがヤバい」と感じ、8月から記事更新も夫の仕事の手伝いも一旦休み、しばらくのんびりすることにしました。
のんびりする中で「親の死」のインパクト、旧家族たちへの執着の再発に気づき、改めて自分を見直す時期に入ります。
それはまた次回お話します。続きはこちら『親の死は私のせいーその「恐怖」を吐き出す私』
読んで下さりありがとうございました。