親と決別するための考え方ー決断に迷ったら


 

読者様からのメールで、どうしても親とは離れられない、どうすれば決断できるのか。と聞かれます。

 

嫌な人(毒親等)と付き合うのは「時間がもったいないからやめた」と私は書いています。まずこちらも読んでみてください。『毒親対処法3-8イヤな人と関わりをたつ』

 

もう一つ、誰に何と言われようともご自分の感じ方を大切にしてほしいとも書いています。よければご参考にしてみてください。『絶縁するかどうか迷ったらー「あなた」の感じ方を大切に』

それでも決めきれないという方に向けて、もう少しお話してみますね。以下をお読みください。

 

諸所のご事情はおありだと思います。人間関係が絡んでいるんだと思います。自分の取りたい決断(親と決別する、家を出る、介護をやめる等)したら、誰かから文句言われる、後ろ指さされるんだと思います。

 

ですけど、ここでひとつ言いたいことがあります。ちょっと、申し上げにくいことで勇気のいることを言います。

 

人って、各々の人でできることは限られてるって考えます。昔は私も勘違いしてました。親のことも世話できるはずだし、仕事もできるだろうし、家庭を持って自分の子どもも育てられる。幸せにできるはず。世間ではそれが当たり前だからそれをすべきだって。私にも力があるはずだって。

でも、世間で言われてることと、自分ができることは別なんですよね。私はいわゆる普通の仕事ができない(ドクターストップがかかってる)、親の面倒なんて到底みれなかった。理想通りにはいかない。

 

一人ができることってたかが知れてるって思うんです。足るを知る、というか。自分の力量以上のことはできなんですよね。だからこそ自分の力とできることを見極めて私は私の足でしっかり立たないといけない。そうしないと他人に負担をかける。自分の足で立つ、それをクリアした上で、親のことも支える力があるなら支えていけばよかったんですね。

でも、自分は明らかに不幸で、ギスギスしていて、ACでしたし、自分の生き方は確立できていない、八方美人、完璧主義でした。さらに手のかかる子どものような親を、大した力もないのに支えていけるって思い込んでいたところが、そもそもの間違いだったなって今では思っています。

 

それよりもまず自分自身が幸せになって、あふれんばかりに幸せになって、そのあふれた幸せを他人に分ける形で、他人を助けていけるようになる方が、みんなが幸せでいいと思うんです。

 

なので、親と関わることで明らかに自分が不幸なのであれば、親から離れるべきなんです。私の人生は私のものなんです。私の人生を幸せにするのは、私の責任なんですね。

 

だから、決断を下すときも、全部の状況を無視して、ただご自分が幸せになる決断を下してください。
熟考して、悩んだ末の決断なら、胸を張って決断を下してください。他人のために決断を下さないでください。自分が本当に望む決断を下してください。そして幸せになってあふれた幸せを他人にわけてあげてください。

 

でなければ、今までと同じ毎日が続きます。ずっと。同じ毎日が。
思い切るには、勇気がいります。でも明日死ぬかもしれません。それはわからない。未来は分からない。

 

だから、明日死ぬ前に、一回でもいいからご自分の納得する決断を下してください。そうしたら、人生が動き始めます。本気の決断なら、応援してくれる人も必ず現れます。

 

どうぞどうぞ、お幸せに暮らしてください。
私は毒親育ちにも、毒親にも、幸せに暮らしてほしいんです。ただ、毒親って自ら幸せを選びにいかない人達なだけなんです。だから、ご自分が毒になりたくないのなら、ぜひぜひ必ず、ご自分の幸せを求めてください。

 

私は、読者様のお幸せを強く望んでいます。そして今、私は幸せです。あふれた幸せを、サイトから発信できるように精進します。

 

読んでくださりありがとうございました。

 

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よきご縁、よき出会いになりますように。