解毒法3ー自分の考え方や感じ方を変えていく
ドライブをしているとします。とってもいい天気です。車の窓を開けると気持ちいい風が吹いてきます。どこに行こうかな~~?ワクワクしています。
ふと気づくと、音楽が流れています。ちょっと悲しい曲。たまにはこんな曲もいいかな。次の曲。これも苦しい曲。何だか凹みます。次の曲も、また悲しい曲。次の曲も次の曲も次の曲も・・・延々。
こんな曲、ドライブにふさわしくない! CDを変えようとします。でも、CDの挿入口が見つからない。ボタンらしきものもない。どんどんどんどん、嫌な曲が流れて止まらない。
……毒親と離れて暮らしても、感情を吐き出しても、ずっとスッキリしないのは、こんなふうに例えられるかなと思いました。
楽しいことをしようとしても(ドライブしても)脳内で勝手に流れる嫌な言葉(=音楽)。
音楽を変えられない。CDの挿入口なんて見えないんです(刷り込まれてるから)。音楽を変えるボタンの位置(=刷り込みや習慣を変える方法)が分からないから、変えようがない。
望むとも望まなくとも、自動的に自分の気分が決められている。
音楽を変えられない。CDの挿入口なんて見えないんです(刷り込まれてるから)。音楽を変えるボタンの位置(=刷り込みや習慣を変える方法)が分からないから、変えようがない。
望むとも望まなくとも、自動的に自分の気分が決められている。
(CDってふるい表現かな・・・(笑))
毒親と絶縁しても、自分の感じ方や考え方・習慣を変えないと、今までと同じ生きづらさを抱えていくことになります。
考え方や感じ方を変えるのは、簡単。
本当は、難しくないんです。自分が簡単だと決めれば、簡単。
考え方や感じ方を子どもが変えると一番に困るのは、毒親だったんです。
だから何かにつけて、「できるわけない」「考え方や習慣は簡単に変えられない」「どうせダメな子」「他人(親)を差し置いて幸せを求めるのはワガママ」と一生懸命刷り込んでいたんですね。
自分の孤独を埋めるために、「自分と同じ考えや感じ方をするように仕立てあげた」子どもを手放したくない。親を超えて幸せになられたら、親と違う考えの子どもになられたら、自分が見放されるかもしれないことを(無意識的に)毒親はよく分かっていたんだと思います。
「難しい」と信じこまされていただけなんです。本当は、自分を変えていく力が私たち一人ひとりにある。子どものその力を恐れて抑圧してきたのは毒親だったんです!
変われる力を信じる、変わりたいと望む。求めよさらば与えられん、きっと何だってできるはずなんです!
例えば、私は読書をすることで、自分がかなり変わったと思います。でも、こうも言えると思います。「たかが」読書しただけで自分が変わるんです。
……もちろん私も昔は、自分がそう簡単に変わるわけ無いじゃんって諦めてました。読後に、「たかが」読書しただけでこんなに自分が変わるとは、、、びっくりしました。簡単なんだ。と思えました。
(例えが大袈裟かもしれませんが)人は、空を飛びたいと思って、飛行機を創った。宇宙に行きたいと思って、本当に行ってしまった。
一番初めに宇宙に行くとか空を飛ぶとか言っていた人は笑われたんでしょうね。
笑っちゃいますけれど、「願い」が現実になった。
じゃ、自分を変えるのだって、感じ方や考え方を変えるのだって、自分が「そうする!」って決めさえすれば、そうなるはず。
別に飛行機をイチから創るワケじゃない。付き合いなれた自分を変えるだけ。簡単。自分を変えるための助けになる情報が今の時代にはたくさんある。 もちろん、今すぐって訳にはいかないし、実際私は何年かかかったけれども、でも全然遅くない。 おばあちゃんになるまであと数十年ある。まだ人生を楽しめる!
幸せに生きるために
私は変わりたい、幸せに生きたい、という望み。そこからスタートしてその望みを諦めさえしなければ、きっと幸せを手にすることができます。
キレイ事に聞こえるかもしれません。実際私も10年前はそう思っていました。望めば叶うなんて! と。
自分には無理かもしれない。でもどこかで自分を信じたい。諦めたくない。
・・・疲れた。苦労とか悲しいとか辛いとかはもうお腹いっぱい。もう十分学んだし、十分自分を鍛えた。
「不幸が当たり前」な体質を変えたい。もうイヤだ、このままじゃイヤだ。徹底的に幸せにならないと割に合わない!
「不幸が当たり前」な体質を変えたい。もうイヤだ、このままじゃイヤだ。徹底的に幸せにならないと割に合わない!
迷いながらも辛い出来事や感情に向き合い、吐き出していくことを重ねていったからこそ、「幸せ」を探しに行く元気と知恵が湧いてきたのかもしれません。まず、自分自身を一番に大切にし、余裕が出てきた頃に幸せを目指して少しずつ進んでいきました。
今を大切に
今、この瞬間に、過去の事を思い出して過ごして、さらに未来を不安に思って過ごしている。「今」この瞬間は、「今」じゃない時のために費やされてる。
そしてそんな「今」の積み重ねでおばあちゃんになったら、私はどうなっているんだろう。
そしてそんな「今」の積み重ねでおばあちゃんになったら、私はどうなっているんだろう。
今、この瞬間、少しでも楽なことをする。笑う。楽しい。穏やか。心地よい「今」を少しずつ重ねていくことが、幸せに生きるヒントなんでは、と考えています。
幸せを掴むために、無我夢中でいろいろな方法を試していきました。
その方法やその中での気づきをご紹介していきますね。ワラをも掴む思いだったので笑っちゃうような方法かもしれませんが、読者様のお役に立てるものであれば嬉しいです。
読んで下さりありがとうございました。
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