親への罪悪感に潰れそうな時にかける7つの言葉
毒親・毒家族と縁を切った。もしくは距離を置き始めた。
そういった時につきまとう「罪悪感」。
私は冷たい人間なのか。
親不孝なのか。
普通じゃないのか。
私が悪いのだ。
など頭の中で自分を責める言葉が次々と湧いて出てきて辛くなる。泣きたくなる。
そんな時に私が自分にかけてきた7つの言葉をご紹介します。
この言葉を繰り返しかけていくこと。この言葉で現実をきちんと見つめること。それを繰り返すことで罪悪感が少しずつ減っていき、今では毒親と距離を取ることは「仕方のないことなのだ、悪いことではないのだ」と思えるようになっています。
読者様も毒親との関係で罪悪感を抱いて辛くなったことがあると思います。そのご参考になればと思います。
7つの言葉をかける
幸せか不幸かは習慣だったりする、と『解毒法3-4刷り込みを書き換える』、『不幸な習慣のせいで生き辛い』で書きました。要は幸せ方向に自分を「洗脳する」ことが大事。なので以下の言葉を使って罪悪感を消していきます。
科学的に証明されているそうですが、洗脳する場合は頭で思うより「声に出したほうが」より上手くいくそうです。
・誰と付き合うかは自分の自由
毒親と付き合っていたときは「誰とでも仲良くしないといけない」=どんな酷い人とも嫌々ながら付き合わなければならない。そしてそれが優しさや誠実さだと勘違いしていました。
実はそうではなかったと様々な本から学びました。要は同じ穴のムジナ、類は友を呼ぶ。自分の幸せを望むなら付き合う人を選んでいいのだ、と自分に言い聞かせました。
・完全に私だけが悪いのではない
出来事には完全にどちらかだけが悪いということはないです。罪悪感を感じる時つい「私だけが悪いのだ」と思いがちですが、物事に関わった人全てに同じように悪があり、そして同じだけ善もあるものだ。と考えるようにすると冷静になれました。
・親との関係がなくとも生きていける
果たして今まで、そしてこれからも、私にとって親が精神的な拠り所であるだろうか? そして今、親がいなくても衣食住は足りている。自分でまかなえる。
今私にとって必要な人間関係ではないのだ、と再認識することで楽になれました。
・私は「絶縁の札」を額につけて歩いているわけじゃない
これは「他人の目が気になる時」に言い聞かせた言葉です。誰かに責められるような・見られているような気分に陥ることがあります。でも実は誰も責めていなくて、自分自身が自分を責めていることが多いんですね。
言わなければ家族のことはわからない。適当に濁した言い方をすればいい。見た目からは私の事情は誰もわからない。
・私が健康であるための必要経費なのだ
絶縁して距離をおいてわかったことですが、親と付き合わないだけで本当に健康になります。その健康を守るため、そして私が健康であることは現家族(夫と子ども)を守ることにつながるのだ。
・子どもの幸せを守ったのだ(子どもがいる場合)
悪影響になる人と無理に付き合わせることはないと考えました。肉体的・精神的暴力を振るわれた後では取り返しがつきません。少なくとも子どもが小さいうちは毒親から遠ざけて守るべきだと判断しました。
また、私が幸せで笑っていないと子どもは幸せになりえません。なので間接的にも子どもの幸せを守っているのだと考えました。
・運命だった
輪廻転生(りんねてんせい)って言葉があります。簡単に説明すると、死んだ魂がこの世に何度も生まれ変わっている。そして前世で一緒に暮らしていた人と現世でまた一緒に暮らすことがある、というものです。
そして、その輪廻転生のなかで、切れる縁があるそうです。もう来世でも一緒に暮らさない人。もしかしたらそれが私の両親だったのかもしれません。と、ちょっと盛大な言い聞かせですけど、(笑)
結局はこうなる「運命だった」んだろうな。そしてこの「運命」が今後どう流れていくんだろう。って映画を観るみたいな感じで面白がってみたりして。そうして罪悪感を軽くしていました。
以上7つの言葉でした。
読者様の心が少しでも軽くなりますように。
最後まで読んでくださりありがとうございました。