不幸な習慣のせいで生き辛い


親から
1日1回、「お前はクズ、弱い、変人、精神的におかしい」と言われながら育つ。
1日1回、「かわいいね、かっこいいね、大丈夫だよ」と言われながら育つ。

 

1日1回、家族が激しい喧嘩をする、ののしる。
1日1回、家族が声を出して笑う、感謝を口にする、励ます言葉を言う。

 

1日1回、世界は危険だ、つまらないものだと感じる。
1日1回、世界は安全だ、楽しいものだと感じる。

 

1日最低1回だったとしても、1年で365回。20年で7300回。
生き辛さを数字でみてみたら、どういう家庭に育ったかというよりただの「習慣」だったりします。

 

大人になって生きづらいと感じる。そりゃそうです。きちんと習慣付けされてきたんですもの、人生の嫌な部分に目が行くように。

 

そしてこの習慣を子どもに叩き込んだのは親なんですね。1人で生きていけない子どもは、親の言うことを否応なく受け入れていかなければなりません。
大人になった私の現在の価値判断や行動には、親に責任は全くありません。しかし、子ども時代の習慣(その他ひどい行為)については親に責任があると思います。

 


育った家庭環境のことに気づけても・・

大人になり、生きづらさの原因が家庭環境にあったと気づけても、すぐ習慣を書き換えられる訳ではありません。特に、生まれてからずっと身の回りで展開されていたことですからなおさらです。
習慣というのは、自動的な思考や行動だったり、反応だったりします。それを1つずつ挙げていき修正していくのには努力が必要になってきます。

 

さらに、問題に気づけた時に沸いてくる感情と向き合うだけでヘトヘトに疲れてしまいます。信じていた親、崩れ去る信頼関係。もう、どうしたらいいのか、何から手を付けたらいいのか、混乱してしまって自分を立て直すことができなくなってしまいます。

 

途方に暮れてしまいます。そしてまたヘトヘトになってしまいます、辛くなります、悪循環です。

 

読んで下さりありがとうございました。

 

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