解毒法ーはじめに


 
 
 
 
【2020年1月追記】
この記事(同カテゴリは)以前は「毒親対処法」という名称でした。しかし「自分を変える」ー自らの力で積極的に自分の息苦しさを解消していく自発的な言葉に変えた方がしっくりくると思い「解毒法」にしました。

「対処法」ですとどうしても「相手をどうにかする」「相手に期待する」という部分が入り込んでしまうので、そういう態度をなくして、自分の力を信じるためにも「解毒法」という名前がふさわしいと考えました。
 
毒親からの「毒」を自ら抜くために私が取った方法を順番にお伝えしようと考えています。生きにくさを解消すること=「解毒」といたします。
 
 
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「解毒法」はおおまかに、

 

  1. 毒親の行動をどうにかする方法(親を変える、何かをやめさせるなど)
  2. 自分の行動をどうにかする方法(逃げる、考え方を変えるなど)

 

に分けられると思います。

 

で、個人的な結果ですが、1は無理でした。。。

 

というか、どうにかしようとしても態度を変えないで逆ギレしたり逃げたりしたら、毒親認定です。ある意味、1は毒親かどうかチェックするツールにもなると思います。どうにもならないから毒親なんです。
どうにかしようとして、どうにかなっていたら、そもそもこんなサイトいりません。(笑)

 

もちろん私も親に理解してもらおうと、1.の方法を試しましたけれど、全部無理でした。

 

  • 話しあおうとしてみたり
  • 諭そうとしてみたり
  • 手紙を書いたり
  • 理論で攻めてみたり
  • 親が喜ぶことを必死でやってみたり
  • 時間が経つのを利用したり(大人になれば、就職すれば、結婚すれば、子どもが産まれれば、変わるかな?という期待)

 

などなど。
自分のことを認めてくれる・嫌なことをやめてくれる・子どものやりたいことを喜ぶような・せめて謝ってくれる(その他色々)……親になってくれるように求めても無理でした。

 

(夫や妻の親が毒親の場合も、逃げるが勝ちです。毒親は子どものことを所有物だと思っています。(詳しくはこちらのページへ『毒親の特徴ー子どもを親の「所有物」だと思っている』
子どもの配偶者のことも、親の所有物の延長くらいにしか見ていません。関わって被害を大きくするよりは、極力関わらないほうが賢明だかもしれません。君子危うきに近寄らず、です。)
 

他人を変えようとするのには、限界がある

理不尽なことをされ続けて、つらい思いをし、やめて欲しいとお願いしても(つまり1のような方法を取っても)無理だったなら、もうその人とは距離を置いていいんじゃないかと思います。

 

精神的な辛さを感じながら一方的に我慢する関係を続けていくのが本当に良い人間関係とは思えません。また、親には理解されなくとも、親から離れることで親の人生も尊重しているんではないかなと考えています。(水と油の関係、相容れない考えがぶつかり合うのもお互いの不幸だと考えるからです。)

 

昔は親と同じような人間になりたくないと思いながら、親が理想と真逆であることに怒っていました。(親も同じように、子が理想通りにならなかったら怒っていた。)
朱に交われば赤くなる、ですね。求める理想が違うだけで、同じことをしていたんですね。

 

自分の願いや理想を永遠に分かってくれない人を説得しようとするよりは、自分の考え方や感じ方を変えていき、自分を成長させ、理解してくれる人間を探すほうが楽なのではという結論に至りました。

 

上記のようなこともふまえて、2.の自分をどうにかする方法を模索していくことを強くオススメしたいです。このサイトでは、「自分の考え方や感じ方、習慣を変えていき、幸せになる」ために、私がとった方法をご紹介していきます。
 
 
 
 いつか、「ああ私は、昔苦しい思いをしたけれど、頑張ってよかった。人生捨てたもんじゃないな。苦しかった時代も自分の大切な一部だったんだ」というように思える時が来るのが目標です。(勝手に目標掲げてしまいましたけれど・・・)

 

もう、十分頑張ったんです。どうか、ご自分を消耗させるような関係は断ち切って、読者様が少しでも楽になれる時間が増えるよう祈っております。

なるべくわかりやすく解説していけるよう頑張ります。読んで下さりありがとうございました。

 

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