毒母はサイコパス? 私の母の例 その1


 

「サイコパス」という言葉を聞いたことがあると思います。
サイコパスというと、高い知能で冷酷な犯罪者というイメージがありますね。それはごく一部で、脳科学者さんによると一般人の100人に1人の割合でサイコパスは存在するそうです。程度も様々で軽度の方もいれば重度の方もいらっしゃるようです。

 

サイコパスの特徴としては以下のようになります。(Wikipediaより抜粋)

  1. 良心が異常に欠如している
  2. 他者に冷淡で共感しない
  3. 慢性的に平然と嘘をつく
  4. 行動に対する責任が全く取れない
  5. 罪悪感が皆無
  6. 自尊心が過大で自己中心的
  7. 口が達者で表面は魅力的

 

これを見た時ハッッッッ!!!! としたんですね。ひょっとしたらうちの母はサイコパスの気があったのでは。。。だからあんなに付き合うのが大変だったのでは。。。と。

 

うちの母は全ての項目に当てはまっていた訳ではないですが、彼女の行動を考えてみると納得できることが多かったのです。

また、これは決して母を悪く言いたいのではなく、親の挙動をより深く知ることで、自分の苦しみを理解し軽減させるために考えたことです。

 

人は「分からないこと」を怖がる傾向があるらしいです。親をより理解できれば、親への恐怖も薄れ結果として楽になれます。

 

また、母の例を挙げることで、皆さんのヒントになればとも思っています。うちの母のエピソードをいくつかお話しますね。

 


子ども心にも分かる「違和感」の数々

1.良心が異常に欠如している

  • 車の運転席から平気でごみを投げ捨てる。
  • 家庭ごみをコンビニ等のごみ箱に「ちょっとだから」と捨てる。
  • 銀行の無料駐車場に、そこの銀行の口座を持っているからと平気で何時間も車を駐車する。(銀行の利用はしない。駐車利用は30分程度でお願いしますと書かれているのに)など。

 

うちの母親はいつも「ちょっとだからいいのよ」と言ってやっていました。私は子ども心におかしいと感じ、注意したこともありましたがやめませんでした。「あんな親にはなりたくない」行動のひとつでもあります。でもいつの間にか私にとって、それが日常の母の姿になっていました。

 

結婚して夫にこの話をしたら「ありえないよ。良心の呵責はないのかね」と真剣に嫌がられたので、ああ、これは本当にやっちゃダメなことなんだなと納得したのでした。

 

2.他者に冷淡で共感しない

私が泣いていると「何で泣いているのかわからない」という態度でした。

 

例えば私は高校野球が好きでよく観戦していたのですが、9回ツーアウト満塁、逆転のチャンスで打てなかった子が泣いていたとします。

 

その場面で私も一緒に号泣するのですが母はいつも「何で泣いてんの?(気持ち悪いというニュアンスで)あんたは本当変だね」とせせら笑う。

 

また、高校生の頃、子どもの頃からよく遊んでいたいとこが再婚の連れ子と知り、さらに様々な苦労があったことを知り、彼は辛かったのだな頑張ってきたのだなと共感し泣いていたら、

 

「あんたは何で泣いてるの? ああ、あいつ(いとこ)にいじめられたんじゃない(笑う)」
「は? 何であいつが辛いことになってるの? あんたどういう思考回路してんの?(笑う)」

 

本当におかしくて笑う、って感じで笑うんです。「泣く場面」なのに「何で泣いているのか」が本気でわからない様子でした。「どういう思考回路しているの」という質問が全てを表していると思います。「共感」という感覚がわからなかったのでは、と今となっては想像できます。

 

あとの番号をごちゃまぜにしたような、冷たいな、と思えるエピソードもあります。本当にひどい内容ですがそれは次のページでお伝えしますね。お楽しみに。

 

続きはこちら→毒母はサイコパス? 私の母の例 その2

 

読んでくださりありがとうございました。

 

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