毒親から逃げるために引っ越すけど、住所を知られたくない! という方は、「住民票閲覧制限」の制度を利用することをオススメします。(下記リンクを参照してください。)

 

以前は、親であれば子の住所を閲覧できていたようです。私が絶縁を考えた2010年頃はまだ、親に閲覧制限をかけることはできないと知り、がっくりしたのを覚えています。

 

毒親対処法ー1_2 できるだけ実家から遠いところに住む は、このような事情があっての対処法でした。現在は、無理に遠いところに住まなくても良いかもしれません。人づて(ご近所さんのうわさ話)などで、住んでいる街を特定できない程度の距離でいいかもしれません。また、探偵などを使う可能性のある毒親なら、「住民票閲覧制限」プラス「遠いところに住む」のダブル採用が良いかもしれません。)

 

2012年から、住民票閲覧制限が「虐待児童」にも適用されるようになったのです。え? 私はもう成人してしまったんだけれど? という方も安心してください。過去の虐待についても適用されるそうなので、昔の話を相談すると良いようです。

 

私はこの制度を活用せずに済んでいるので、詳しい流れについてはお話できませんが、ネットで少し調べてきましたので、そちらをご参考にしてください。「住民票閲覧制限」とか「住民票ロック」などの言葉で検索すると詳しく出てくるようです。

 

【住民票閲覧制限の基本的な方法】

Q.DV・ストーカー被害者の住民票や戸籍を閲覧交付制限する方法を教えて下さい。

基本的に警察に相談(被害届不要)。ここで、制限する人物を承認してもらう→役所へ手続きという形になるようです。
このページに何点か注意書きがありますが、

警察への相談は、引越し前が望まれます。引越し後の場合、手続きで時間が掛かるため、その間に加害者に引越し後の住所を調べられてしまう可能性があるためです。」の項目は大切なことだと思います。引越し前はいろいろと準備があって大変とは思いますが、なるべく引越し前に手続きしたほうが良いみたいです。
ちなみに、戸籍の「現住所」欄も、記載されなくなるようです。

※この記事には、親子間などの被害者は除くとありますが、過去の記事なので気にしなくてよいです。親子関係でもDV被害でも、手続き方法は同じみたいです。

 

【住民票閲覧制限が虐待児童にも適応される】

【ニュース】住民票閲覧交付制限、性的虐待児童虐待にも適用へ(DVストーカーに加え)

【住民票について】

誰も教えてくれない住民票の話

【住民票閲覧制限をかけた体験談】
1.【毒親】戸籍の附票・住民票の閲覧制限をしてみた

2.毒親に対し住民票・戸籍の附票の閲覧制限をかけたお話

2.のくろねこのーとさんのページの最後の方に、相談機関は警察だけじゃないとあります。児童相談所や女性相談センターなどでも大丈夫なのだそうです。警察は嫌だなと思う方や、警察では取り合ってもらえなくても、他の相談機関で認めてもらえるかもしれません。何件かまわってみるのもいいかもしれません。

また、行政のお役所仕事なので、自治体や担当者によってかなり応対の差があるようです。身体的暴力がないとダメな場合もあれば、精神的暴力だけでもOKなところもあるようです。

誰に制限をかけるか

この記事をアップした際に、読者様の1人から連絡があり、「暴力を振るっていた父親本人しか、閲覧制限の対象者に認定されなかった。」という貴重な体験を教えていただきました。(ご協力ありがとうございます。)

母親や祖父母も、住所を閲覧して父親に連絡する可能性が非常に高いのに、そこは取り合ってもらえず「暴力を振るった」本人しかダメだ、という応対だったようです。自治体、相談機関によって応対が違ってくることは避けられないようです。警察だけでなく、自分の納得する制限を認めてもらえるまでいくつか相談施設を回るほうがいいようです。

また、この方の経験も踏まえて、どの範囲の人まで制限をかければ安心かを前もって考え、話し方もメモして相談にいく方が良いかもしれません。警察署や女性相談センターなども、普段行きなれていないところでは上手く話せないかもしれません。場合によってはメモを相手に見せながら補足的に相談するほうが気が楽かもしれません。(しれません、ばっかりで、すみません(笑))

 

話し方も、「父親が暴力をふるい、母親は耐えていた(母親も被害者だった)」と話すよりは、「父親が暴力をふるい、母親はそれを傍観して助けてくれなかった。私に暴力が及ぶ場合も、見て見ぬふりをして父親に協力していました。」と話すほうが母親も制限してもらえるかもしれません。自分を守るためにも、「誰が」加害者だったか見極め、事実を「どう伝える」かについて少し練ったほうがいいかもしれません。

 

話はそれますが、夫婦は、対等なんです。どちらかだけが一方的に悪いってことはないんですね。そして子どもは本来、弱くて守られるべき存在なんです。子どもが親の問題をどうこうできるわけないんですね。子どもを育てる上で、おかしいことがあるのなら、夫婦同士で指摘したり改善したりする義務があります。

 

母親が住所を閲覧しに行くのだとすれば、加害者に知られてしまうわけですから、母親も加害者です。母親はただ被害者ぶっているだけで、結局は子どもを守っていないことになります。

 

私の母もよく言っていた言葉ですが、「母親を見放すのか・お前だけいい思いして」というのもおかしいですよ。母親だって大人なんです。自分の夫婦関係をどうするかは、全くもって、本人の問題なんです。子どもがそれをどうこうする義務なんてない。お母さんを助けなくたっていい。20年以上その関係を続けてるってことは、その関係が好きなんですよ。(と思わないと納得出来ない。)本当に心から嫌だったら人間逃げますもん(笑)。だから母親の自由にさせる。そのかわり、自分も自由にする(逃げる)。

 

見た目に「わかりやすい」嫌なことをする人だけが加害者じゃないってことですね。誰を制限するかのヒントになれば、と思います。
読者様のお引越しが、うまくいきますように!読んで下さりありがとうございました。