絶縁前の毒親対策ー住所を知られたくない!住民票の閲覧制限


毒親から逃げるために引っ越すけど、住所を知られたくない! という方は、「住民票閲覧制限」の制度を利用することをオススメします。(下記リンクを参照してください。)

 

以前は、親であれば子の住所を閲覧できていたようです。しかし、2012年から、住民票閲覧制限が「虐待児童」にも適用されるようになりました。成人している方でも、過去の虐待について適用されるそうです。なので昔の話をすれば大丈夫なようです。

 

私はこの制度を活用せずに済んでいるので、詳しい流れについてはお話できませんが、ネットで少し調べてきましたので、そちらをご参考にしてください。「住民票閲覧制限」とか「住民票ロック」などの言葉で検索すると詳しく出てくるようです。

【住民票閲覧制限の基本的な方法】

【2019年12月追記!!】
住所の閲覧制限制度を実際に利用して毒親から逃れた読者様がお造りになられたサイトを教えていただきました。2019年10月時点の情報なので新しいですし、注意点や流れなどかなり詳しいです。
また、ページ下の方に「まとめ」、そして海外移住の方がより安心などの詳しい情報まで載っています。
さらに、具体的な逃げ方についても語っていらっしゃいます。連絡の断ち方、住居の確保方法など、体験者しか語れない情報が載っておりとても参考になると思いますので、ぜひぜひご一読ください。
このようなサイトをお造りになられた管理人さんに拍手です!

具体的な逃げ方4-住民票の閲覧制限ー
毒親からの逃げ方

 

(↓参考までに)

Q.DV・ストーカー被害者の住民票や戸籍を閲覧交付制限する方法を教えて下さい。

このページに何点か注意書きがありますが、

警察への相談は、引越し前が望まれます。引越し後の場合、手続きで時間が掛かるため、その間に加害者に引越し後の住所を調べられてしまう可能性があるためです。」の項目は大切なことだと思います。引越し前はいろいろと準備があって大変とは思いますが、なるべく引越し前に手続きしたほうが良いみたいです。
ちなみに、戸籍の「現住所」欄も、記載されなくなるようです。

 

【住民票閲覧制限が虐待児童にも適応される】

【ニュース】住民票閲覧交付制限、性的虐待児童虐待にも適用へ(DVストーカーに加え)

【住民票について】

誰も教えてくれない住民票の話(ページ閲覧できません)

【住民票閲覧制限をかけた体験談】
1.【毒親】戸籍の附票・住民票の閲覧制限をしてみた

2.毒親に対し住民票・戸籍の附票の閲覧制限をかけたお話(ページ閲覧できません)

2.のくろねこのーとさんのページの最後の方に(現在は閲覧できませんが)、相談機関は警察だけじゃないとありました。児童相談所や女性相談センターなどでも大丈夫なのだそうです。警察は嫌だなと思う方や、警察では取り合ってもらえなくても、他の相談機関で認めてもらえるかもしれません。何件かまわってみるのもいいかもしれません。

 

また、行政のお役所仕事なので、自治体や担当者によってかなり応対の差があるようです。身体的暴力がないとダメな場合もあれば、精神的暴力だけでもOKなところもあるようです。

 


誰に制限をかけるか

この記事をアップした際に、読者様の1人から連絡があり、「暴力を振るっていた父親本人しか、閲覧制限の対象者に認定されなかった。」という貴重な体験を教えていただきました。(ご協力ありがとうございます。)

 

母親や祖父母も、住所を閲覧して父親に連絡する可能性が非常に高いのに、そこは取り合ってもらえず「暴力を振るった」本人しかダメだ、という応対だったようです。自治体、相談機関によって応対が違ってくることは避けられないようです。警察だけでなく、自分の納得する制限を認めてもらえるまでいくつか相談施設を回るほうがいいようです。

 

また、この方の経験も踏まえて、どの範囲の人まで制限をかければ安心かを前もって考え、話し方もメモして相談にいく方が良いかもしれません。警察署や女性相談センターなども、普段行きなれていないところでは上手く話せないかもしれません。場合によってはメモを相手に見せながら補足的に相談するほうが気が楽かもしれません。(しれません、ばっかりで、すみません(笑))

 

 

話し方も、「父親が暴力をふるい、母親は耐えていた(母親も被害者だった)」と話すよりは、「父親が暴力をふるい、母親はそれを傍観して助けてくれなかった。私に暴力が及ぶ場合も、見て見ぬふりをして父親に協力していました。」と話すほうが母親も制限してもらえるかもしれません。自分を守るためにも、「誰が」加害者だったか見極め、事実を「どう伝える」かについて少し練ったほうがいいかもしれません。

 

 

話はそれますが、夫婦は、対等なんです。どちらかだけが一方的に悪いってことはないんですね。そして子どもは本来、弱くて守られるべき存在なんです。子どもが親の問題をどうこうできるわけないんですね。子どもを育てる上で、おかしいことがあるのなら、夫婦同士で指摘したり改善したりする義務があります。

 

母親が住所を閲覧しに行くのだとすれば、加害者に知られてしまうわけですから、母親も加害者です。母親は結局は子どもを守っていないことになります。

 

私の母もよく言っていた言葉ですが、「母親を見放すのか・お前だけいい思いして」というのもおかしいですよ。母親だって大人なんです。自分の夫婦関係をどうするかは、全くもって、本人の問題なんです。子どもがそれをどうこうする義務なんてない。お母さんを助けなくたっていい。20年以上その関係を続けてるってことは、その関係が好きなんですよ。(と思わないと納得出来ない。)本当に心から嫌だったら人間逃げますもん(笑)。だから母親の自由にさせる。そのかわり、自分も自由にする(逃げる)。

 

 

見た目に「わかりやすい」嫌なことをする人だけが加害者じゃないってことですね。誰を制限するかのヒントになれば、と思います。
読者様のお引越しが、うまくいきますように!

 

読んで下さりありがとうございました。

 

 

 

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